コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第68回 ピンク色と桜色

新聞の記事の一節に
「桜がピンク色に染まって」なんてのがあったけど、
ピンク色って色が
今満開になってるソメイヨシノの色とはどうしても思えない。

まあピンク色の正しい定義は知らないんだけど、でも、
もともと日本の色をさす言葉じゃないわけだから、
桜の花びらがピンク色っていうのはヘンなのでは。

といって桜が桜色に染まってっつうのもねえ。
ソメイヨシノをピンク色っていうなら、
ベビーピンク色とかパウダーピンク色っていうなら許せる。
別に私に許してほしかないだろうけど。

私がピンク色って聞いて思い浮かべるピンク色は、
ショッキングピンクみたいな派手なピンクですね。

で、思い出しました!
夏の高校野球の東京都大会を取材したときに、
日大の附属高校のメガホンの色をピンク色って書いたら
あれはピンク色じゃありません、桜色ですって注意されたの。
桜色と書いてください、だったかな。

この春の選抜の大会だと
大垣日大高校が記憶に新しいと思うんだけど、
スタンドの応援団の持ってたメガホンの色、
あれはどう見たってピンク色ですよねえ。

まあもともとは桜色が
日本大学のスクールカラーなんだとは思うんだけど、
応援のメガホンがソメイヨシノのうす〜い桜色じゃ
確かに迫力は出ないけど。