第961回　すり切れた袖口と裾のリフォーム

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2015-01-17（土）

あるところに、
洋裁教室に通いはじめた女性が
おりました。

ある日、女性は、
夫のコートを手にぶら下げて
先生に問いかけました。

生徒
「ボロボロになってるとこ、
修理できるかなって、
聞かれたんですけど……」

先生
「袖口のすり切れてるとこね、
丈が少し短くなっていいなら、
直せますよ」

いやあ、とっても日本人的な、
主語があいまいな会話ですね。
このままでは英訳できませんねえ。

まあ、夫は、
奥さんに修理できる力が
ついたのかどうか、
聞いたつもりなのかもしれません。

しかし、奥さん、ハナから
自分で修理する気、ありませんから！

アタシはリフォーム屋じゃないんだっ！
教えてやるから自分で縫え！

それと、コート、汚ねえぞ！
夫に言っとけ！

コウ先生、風呂嫌いだから、
汚いの平気かと思って、
じゃねえよっ！

それでは、
洋裁教室の生徒さんのお勉強のために、
ビフォーアフターの写真です。

修理前の袖口↓

修理後の袖口↓

修理前の裾↓

修理した裾（ベンツつき）↓

リフォームしたら、
汚れてた部分がちょうど折り込まれて、
きれいになったみたいね（笑。

ちなみに、
リフォームすると
丈は２〜３cm短くなります。

短くなったらイヤな場合は、
修理できません（たぶん）。

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