コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第1338回 乳(ち)を付けるところまで




制作中の綿アムンゼンの中羽織は、
本日、乳(ち)を付けるところまで
来ました↓

20160120_ph01

使用した綿アムンゼンはこちら↓

身頃部分は袷(あわせ)、袖はひとえで、
↑パープルを3.5m購入しました。

胴裏には20年くらい前のタイ旅行で
買って来たタイシルクの残りを使用。

それにしても、
アムンゼンという生地は、
知られてないね。

わがコウ手芸部だけかもしれないけど、
はじめて見るという人が多く、
「こんな生地あるんですね!」とか
「あったかそうですね!」とか
「綿には思えません!」と
モノ珍しがってもらえました。

ちなみに、
今日のお着物コーディネートはこちら↓

20160120_ph02

着物と帯は伊勢木綿、
羽織は、綿アムンゼン。
言うまでもなく、すべて自作だよ。

羽織作りには綿アムンゼン、おすすめです。
(売ってる絶対量は少ないが)

さて、きものプチ用語解説。

羽織は、着丈別に、
本羽織、中羽織、茶羽織とあります。

いちばん長いのが本羽織。
丈は流行があるらしいんですが、
私は中羽織が好きです。

私のきもの参考書「きものと和裁」
(1963年発行/主婦の友付録)によると、
中羽織の着丈の割り出し方は、
身長÷2 ということなんで、
身長167cmの私の場合、
170cmということにして、
半分の85cmで作っています。

言うまでもなく、和裁本が参考書でも、
着物も羽織もミシンを使った
コウ流クイックソーイングで作っております。

そして、
「乳(ち)」は、
羽織のひもを通すループひものこと。

上のコーディネート写真を
よく見るとわかると思うんですが、
現在、一張羅(笑)のこの羽織、
羽織紐として付けたビーズのひもの
止め金具の一方が、
発掘したときに紛失していて、
現在、乳(ち)に止められないんですよ。

ま、そのまま、半纏のように着てますが。

現在、羽織紐を供布で作ろうかどうか
考え中なんだけど、
とりあえず、
最近の羽織紐事情を検索してみたら、
帯留めをセットできる羽織紐を発見↓
これはかわいー!

そして、磁石つきで、
乳(ち)からいちいち紐を
はずさなくていいタイプも↓
これは便利!

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