コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第18回 ホントに1日で作れるの?

23日のカタログハウスの大阪教室、
課題はピーコート風ショートジャケットで、
参加希望者から
「ホントに1日で作れるの?」という問い合わせもあったくらい、
(そんな問い合わせをするくらいなら申し込むな、と思うけど)
一部ではかなり無謀な課題と思われていたようです。

スタッフからもとっても心配するメールが届いていて、
(参加者が逆ギレするのではないかという意味の心配と私は理解した)
私もそれなりに対策を考えていったんですが、
(キレそうな人を早めに探り当てるという対処方法とか)
いざやってみたら、16時くらいに完成した人も2、3人いたし、
終了予定時刻の17時ちょっと過ぎくらいには
ほとんどの人が完成していました。

1日で完成するようにショート丈にしたので、
丈を伸ばすのもソーイング経験者のみ、
または「時間内に完成しない確立が高くなるのを
承知で伸ばして」と最初に言ったりしたんですが、
(こういうことを言わなくちゃいけないってのがナンだけど)
丈を伸ばした人もわりと完成させてましたね。
課題がむずかしそうってことで、
わりと経験者が参加してたのかもしれない。

でも、「雑巾しか縫ったことがない」という人もいたんですよ。
その方のは、裁断とか私が手伝ったり
特に気にして見たりしていたんですが、
その方も16時くらいに完成させてました。

でもね、その方、ミシンをかける手つきがどう見ても
雑巾しか縫ったことがない感じじゃなかった。
スピードもいちばん速いのにしてたし。
だから「ホントに雑巾しか縫ったことないんですか?」
って聞いたんだけど、ホントに雑巾しか縫ったことないって。
じゃあ、よほど雑巾をたくさん縫っているのかしら、って
思ったんだけど、ウソつくようなことでもないしねえ。
ってことは、
やっぱりクイックソーイングがすばらしいソーイング法だからね!
あんなジャケットが1日で作れちゃうんだから。

同じ課題での教室はあと東京で2回、やるんですが、
次はどんなかなあ。楽しみです。
東京も、いるときはいるからなあ(笑。

●ワタナベ・コウが講師をつとめる
カタログハウスのソーイング教室の参加申し込みはこちらから。
●ワタナベ・コウに個人レッスンを受けたい方は手芸部へ。