第1615回　答えが「きれい」に出るから

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2016-11-06（日）

今日のコウ手芸部では、
中学２年生Kさんのトートバッグが
完成しました↓

生地は、ディズニー・ツムツム柄の
オックス生地です↓

オックスは初心者にも扱いやすい生地です。
しっかりした生地なので、
バッグやエプロン、ポーチ、帽子などに向きます。

中間テストが終わったばかりだというKさん、
いちばん点数のよかった科目は「地理」で、
いちばん悪かったのは「幾何」だったそうです。

何度も書いてる気もしますが（笑）、
私は、幾何は好きな科目でした。

数学全般が好きだったんだけど、
図形の証明問題は大好きでした。

数学が好きな理由は、
答えが「きれい」に出るから。

なかでも図形の証明は、
「きれい」なひとつの答えを導きだす
証明方法が複数あるっていうのが素敵です。

しかも、そのどれを選択しても正解にしてくれる、
こんな素晴しい「勉強」はほかにないのでは。

図形の証明問題はテストの時間があまるので、
あまった時間中、
ああ、こういう証明方法もあるな、
あー、こういうのもあると、
いろんな証明方法を思い浮かべて
楽しんだものです。

この逆の、
「きれい」な正解が本当はひとつもないのに、
テスト用に答えを無理矢理ひとつに決めた
国語の読み解き問題とかは
好きじゃありませんでした。

日本語が「わかりにくい」言語なのは、
きれいな正解を求めないことを
美徳とする民族によって
作り上げられてきた言語だからでしょうか。

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