第1633回　この本も戦争にあったのかなあ

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2016-12-03（土）

今日のコウ手芸部、午前中の回には、
小学４年生のEさんと小学3年生のIさんが
参加しました。

猫と絵を描くのが大好きなIさんは、
宿題にしておいたポケットティッシュケースの
刺繍を完成させました↓

刺繍の図案もIさん画ですが、
猫の額にチョコンとある赤いのは、
猫が自分でひっかいてつけた傷！
だそうです。

なんて豊かな発想なんだ！

そして、Iさん、コウ先生所有の
昭和７年発行の本↓を見つけて、

I「スゴい！昔の本だ！
貴重なんですよね、こういうの。
いつの時代の本ですか？」

コ「何年発行ってここに書いてあるよ」

I「……」

コ「右から左に読むんだよ」

I「ええっ、そういう時代！
昭…和…7年！」

コ「昭和７年は1932年だけど、
いまから何年前かな？」

I「84年前！戦争は75年前だから……
戦争よりも前だ！」

コ「おっ、戦争の年代がわかるとはスゴいね」

I（本に焼け跡があるのを発見して）
「この本も戦争にあったのかなあ」

コ「たぶんね」

（中をパラパラ見ながら）
I「ホワストナー？」

コ「ファスナーのことをそう書いてたんだね」

I「あーもしかして、
日本がかっこつけてた時代？」

コ「？？？？」

I「なんでもアメリカの真似してた時代が
あったんですよね？」

「日本がかっこつけてた時代」は
明治〜戦前ともいえるし、
「なんでもアメリカの真似してた時代」は、
戦後（から現在も、ある意味）のことなのかなあ。

Iさんは有名私立小学校に通っていますが、
いずれにしても、近現代史を小学生に
なんてわかりやすいフレーズで教えてるんだ！

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「裁縫する女」のジェンダー・ポリティクス
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http://bit.ly/fHvj35