ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
「大杉栄の実像」
大杉豊『実録・大杉栄伝』を丁寧に読み始めたんだけど、
この本は実に丁寧に書かれていて、
ちょっと感動ものですね。
大杉栄が初めて入獄したのは1906年の春、21歳でした。
保釈で出獄するのは6月。
大杉の吃音は有名ですが、
出獄してすぐに吃音矯正の「楽石社」に通っています。
一生懸命だったようです。
たぶん、初入獄で取り調べの刑事と会話をする際、
吃音だと言いたいことが言えない
もどかしさを痛感したのだと思う。
こういう、「大杉栄の実像」が垣間見られる
エピソード満載なんですよ、この本は。
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