ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
さようなら、竹熊健太郎さん
本日、竹熊健太郎さんからメールが届きました。
私は電脳マヴォの副編集長で
株式会社ホップ・ロウの代表取締役だったのですが、
本日付けでその役職を解任するという通告でした。
※
多くの電脳マヴォ関係者の方や
古くからの友人知人の方たちから、
メールやメッセージをいただきました。
まず、お礼を申し上げます。
コウはPTSDのためか、涙が止まらない、
動悸がするなどの症状をきたしておりますが、
まあ、今は少し落ち着きを取り戻しつつあります。
私もできうる限りのケアをするつもりです。
そもそもコウがなんでこんな目に遭ってるかと言えば、
私が竹熊さんの依頼を受けて
仕事をすることになったからです。
申し訳ないです。
具体的に今、すべきことは、
竹熊さんがしかるべき病院に行き
診察してもらうこと。
これしかないと断言する人が
圧倒的な多数派です。
竹熊さんはマヴォのコンテンツを増やし、
ユニークユーザー数を増やし、
マネタイズしたいと考えているようですが、
今の状態ではそれは不可能に近いと思います。
今の竹熊さんの状況では
有能な協力者を得ることが難しいです。
お金の問題だけではないです。
竹熊さんと仕事をすると、
誰もがストレスを抱えてしまいます。
その原因の最大のものは、
竹熊さんが実務作業がまったくできないからです。
私がマヴォに関わった1年半の間だけでも、
竹熊さんの元から去って行った有能な編集者、
デザイナー、作家さん、少なくありません。
実務作業ができないのも、
人とうまくコミュニケーションを取れないのも、
病気だから仕方がないのだけれど。
でも、そういう彼が編集長をやるのは、
やはり無理があるのでしょう。
健常者でもメディアの編集長を務めるのは
フツー「激務」ですから。
竹熊さんは企画立案者ではあったと思います。
実務をやらないから、
いっぱい企画が思い浮かぶ
という面も多分にあったはずです。
ネット雑誌の利点でもあり、そして怖いのは、
紙の雑誌のようにページ数に縛られないことです。
ネット雑誌はいくらコンテンツ(ページ数)を増やしても、
紙の雑誌のように紙代や印刷費のようなお金は掛かりません。
ただし、当然ですが実務作業の量は増えます。
竹熊さん以外のスタッフが激務になるわけです。
そのへんのスタッフへの配慮も
竹熊さんは不足していたように思います。
病気だから仕方ないんですが。
竹熊さんは私に仕事を依頼する際に、
こんなことを言いました。
「かつて私と仕事をした人はすべて私から離れていきました」
「こんな私ですが、ツルシさん、お願いします」と。
残念ながら、私もワタナベ・コウも
竹熊さんから離れる結果になってしまいました。
さようなら、竹熊健太郎さん。
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