ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
伊藤野枝の思想的転機
ハッピーコーイング設立
7周年記念セール中です!
★クレヤン本誌12冊セット 10,000円
★クレヤン増刊7冊セット 4,500円
★ワタナベ・コウの洋服型紙
14セット 9,800円
★クレヤン本誌/
枡野浩一セット 4,000円
★「伊藤野枝 1895-1923」連載中 ↑クリックすると目次です。
文:ツルシカズヒコ 絵:ワタナベ・コウ
【伊藤野枝 1895-1923】
第69回を執筆中です。
野枝の思想的な転機は
1913年(大正2年)の夏でした。
ヒポリット・ハヴェルの
「エマ・ゴールドマン小伝」を読み
感涙にむせび、
大いなる刺戟を受けたのでした。
それまで「個人主義」を徹底していた野枝が、
「個人主義」を敷衍した
「アナーキズム」による社会改革の
スタンスを取り始めるのが
1914年(大正3年)です。
いったいどういう経緯で
野枝がエマ・ゴールドマンを知り、
その著作を読むようになったのか。
エマ・ゴールドマンの記事を
掲載していた『近代思想』、
『近代思想』を編集発行していた大杉栄と荒畑寒村、
『近代思想』を創刊から愛読していた辻潤
などの影響であることは間違いない。
おそらく、辻がエマ・ゴールドマンの
アナーキズム思想を懇切丁寧に
解説してくれたと思われる。
新品価格 |