ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
会社を辞めました
本日、コウ編集部員から、クレヤンの定期購読者のみなさんに、
クレヤン通信79号がメールで送信されているはずですが、
もし、届いていない方がありましたら、ご連絡ください。
info@kureyan.com
クレヤン通信79号を読んだ定期購読者の方から、
さっそく、メールをいただきました。
1月に会社を辞めましたという内容でした。
そういえば、僕が会社を辞めたのも、
今ごろだったことを思い出しました。
13年前ですけど。
午前中に出社して即座に、
会社の上司に「辞めます」と伝えて、さっさと退社した僕は、
なぜか会社のある浜松町から渋谷まで歩きたい気分になり、
1時間ぐらいかけて歩きました。
その時に思ったのは、
世の中にはいろいろな仕事があるんだなということです。
街にはいろんな看板があふれているわけで、
その看板の数だけ仕事があるってことに気づいたのです。
午後、コウ編集部員と羽根木公園に行き、撮影。
「梅まつり」開催中の羽根木公園の梅は満開でした。
小田急線、世田谷線と乗り継いで、
若林の都税事務所で用事を済ませ、
近くの松陰神社境内を少し散策しました。
松陰神社(写真)は安政の大獄で井伊直弼によって処刑された、
吉田松陰を祀った神社です。
吉田松陰はアメリカへの密航を企てたが、不首尾に終わり、
自首したわけですが、自首したにもかかわらず、
死刑にした井伊直弼は甘っちょろい人間ではなかったわけです。
夜、吉田喜重監督の『戒厳令』(1973)を観た。
二・二六事件に関連して処刑された、
北一輝を軸にストーリーが展開するんですが、
途中で居眠りしてしまいました。
吉田監督はこの作品以後、映画界を離れてしまったらしいですが、
う〜ん、やっぱり退屈な映画だと思いました。