ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記

伊藤野枝が初めて洋服を着たのは1922年夏?


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野枝は1922(大正11)年から
洋服を着たと言われていますが、
野枝が大杉の妹の橘あやめに書いた手紙に
「私も去年から洋服を着て居ます」とあり、
これが野枝が1922(大正11)年から
洋服を着始めたという
根拠になっているようです。

1922(大正11)年夏、
大杉と野枝と魔子は、
国外追放になったコズロフ一家に
最後の別れをするために神戸に行きますが、
このとき野枝は
ワンピースを着ていたようですが、
このあたりから野枝の洋装が
始まったのではないかと思います。

野枝はミシンの仕組みを独学で勉強し、
既製の型紙を自分の体型にアレンジして、
裁縫女子をしていたようです。

辻潤と野枝の長男、辻一(まこと)は、
頼みもしないのに、
野枝が自分に洋服を作ってくれた
という証言をしているので、
魔子にもたぶん洋服を
作ってあげていたと推測されます。

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