伊藤野枝の手紙の威力、恐るべし


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昨晩、『プロ野球ニュース』を見ていたら、
清原逮捕の字幕ニュースが流れたので
ビックリした次第です。

なぜこの時期なのか納得がいきました。

キャンプ中だから現役選手、
監督やコーチは遠隔地にいる。

ゆえに清原と交流のあった面々に、
マスコミが取材攻勢をしにくいわけです。

春季キャンプスタートのこの時期が、
ベストタイミングだったのでしょう。
野球業界が混乱しない。

清原と言えば、
31年前を思い出します。
月刊プロ野球ニュース』という
雑誌の編集部に在籍していた私は、
プロ1年目の「KK」の担当でした。

担当と言っても、
スポーツ新聞の記者が
流してくれる情報を整理して、
「KKウオッチング」という
桑田と清原の「月報」みたいな
コーナーを担当していただけですが。

でも、毎日、
スポーツ新聞の関連記事を切り抜き、
スクラップにしていたのはよく覚えています。

しかし、初犯なので
執行猶予になるようですから、
この逮捕はどん底から復活する
清原のドラマの始まり
なのかもしれないですね。

伊藤野枝は自分の人生を切り拓く転機になると、
力になってくれそうな人物に手紙を書いた。

そして、この手紙作戦は
ことごとく奏功しているのである。

叔父の代準介には
上京して女学校で学ばせてくれという手紙を書いた。

辻潤には婚家を出奔した後の
「保護」をほのめかす手紙を書いた。

平塚らいてうに宛てた手紙は、
らいてうに強烈印象を与え、
野枝は『青鞜』編集者の職を得た。

では、大杉栄に最初に書いた
手紙はどうだったのか。

【伊藤野枝 1895-1923】第85回

大杉も野枝の手紙に
「不思議な力」を感じたと書いています。
これはちょっと読み落としていました。

あの海千山千の大杉さえも感じ入らせる、
野枝の手紙の威力、恐るべし。

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