ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
神近市子と「淫欲」
2016-02-18(木)
【伊藤野枝 1895-1923】
「番外編5」をアップしました。
↓
第229回「万斛(ばんこく)」
キーになるのは石川三四郎ですね。
神近市子というのは、
どうもオヤジ・キラー的な
ところがあって、
石川三四郎との交流も
そんな臭いを感じないでもないです。
それと神近自身が
女性の「淫欲」について
言及していること。
大杉は神近の「淫欲」について
「お化を見た話」で
ちょっと触れています。
神近が書いた
『引かれものの唄』によれば、
神近が大杉との触れ合いを求めたのは、
二人の間の齟齬が徐々に広がり、
その齟齬が決定的なものなのかを
確かめたかったからと
解釈できそうですね。
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