ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記

神近市子と「淫欲」


【伊藤野枝 1895-1923】
「番外編5」をアップしました。

第229回「万斛(ばんこく)」

キーになるのは石川三四郎ですね。
神近市子というのは、
どうもオヤジ・キラー的な
ところがあって、
石川三四郎との交流も
そんな臭いを感じないでもないです。

それと神近自身が
女性の「淫欲」について
言及していること。

大杉は神近の「淫欲」について
「お化を見た話」で
ちょっと触れています。

神近が書いた
『引かれものの唄』によれば、
神近が大杉との触れ合いを求めたのは、
二人の間の齟齬が徐々に広がり、
その齟齬が決定的なものなのかを
確かめたかったからと
解釈できそうですね。

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