ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
「科学的伊藤野枝ウオッチャー」だった山川菊栄
2016-06-15(水)
【あきらめない生き方 詳伝・伊藤野枝 】連載中!
第249回をアップしました。
魔子のオムツの件から、
野枝の「どうせまた汚れるものだから」という、
彼女の合理的な考えが見て取れます。
もう一歩踏み込むと、
世間から献身的な母親と見られたい
などという俗な思考は
彼女には皆無だったのです。
山川菊栄の野枝についての回想は、
たいがいおもしろい。
観察眼が鋭いのである。
さすが「日本の婦人運動に初めて批評的、
科学的視点を持ち込んだ」人である。
菊栄さんはマルクスの
科学的社会主義を
信奉していた人である。
ゆえに、科学的に野枝さんを
観察していたのであろう。
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