ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
南方熊楠と秩父困民党
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神坂次郎『縛られた巨人 南方熊楠の生涯』
(新潮文庫)、読み続けています。
ウ〜ン。
熊楠は資産家の息子だったから、
親の金で海外で遊学できた
というのは厳然たる事実なんですね。
群を抜いた学才はあったが、
当時の高等遊民だったんだな
とか思うわけです。
権威に対する反発心の強さには、
爽快感がありますが。
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秩父市在住の新井健二郎さんから、
秩父事件の資料を
郵送していただきました。
封書の表書きの毛筆がいいですね。
新井さんは今年92歳。
祖父は1867年生まれで、
秩父困民党のメンバー、
秩父事件に関わったそうです。
新井さんの祖父と
南方熊楠とは同年生まれですね。
熊楠の父は
暴利を貪るタイプではなかったが、
金貸し業で財を築きました。
秩父困民党は
金貸し業者の暴利に反旗を翻し、
その結果、
秩父事件が起きたわけです。
熊楠を考える際には、
このあたりを押さえて
おかないといけない。
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ワタナベ・コウ漫画『動揺』(原作・伊藤野枝)、
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