ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記

才能がお笑いに流れている

昨夜はコウが名古屋に出かけたので、
久しぶりにひとりだけの夜を過ごした。

ぼんやりとフジテレビの、
「オールスター芸能人歌がうまい王座決定戦」を見ていると、
いつの間にか、この番組にハマっていた。
お笑い芸人の方たちの緊張している様をがいいのである。
アガって声が震えている様が。

普段、野球以外はテレビを長時間見ることなどないのだが、
NHKの深夜番組「新人演芸 お笑い8組が激突」、
「爆笑トライアウト 若手の登竜門!お笑い新ネタ勝負」まで、
見てしまった。一杯やりながら。

面白かった。
80年代のお笑いブームの時より、
若手のお笑い芸人の方々の総体的な偏差値は断然上なのではないか。

若い人たちのクリエイティブな才能が、
お笑いに流れているような気がする。
確かに生のお笑いのお面白さは、ネットとかでは味わえないかも。
不況だから笑いを求めるニーズがあるってこともポイントか。

そう言えば、先日(10月21日)阿佐ヶ谷ロフトAで見た、
「短歌大喜利王座決定戦〜お笑い芸人が短歌で答える大喜利〜第1回」も、面白かった。

阿佐ヶ谷ロフト

MCを務めたのが萩原收(編集者)さん、
スペシャル・アドバイザーが枡野浩一(歌人・作家)さん。
萩原さんと枡野さんはクレヤンの連載執筆者ってことで、
見に行ったのだが、
若手のお笑い芸人の方々の知性や頭の回転の早さに、
かなり感心してしまった。

20年ぐらい前なら、
彼らのうちの何人かは雑誌業界に参入していたかもしれない。