ふもれすく年譜 1936年(昭和11年)


【1月】
●1/10
伊藤野枝の父・亀吉が肺炎で死去(70歳)。
葬儀に真子が横浜から列席。
『ルイズーー父に貰いし名は』p101

●1/11
生田長江、午前零時十分、渋谷区代々木山谷町
三一四の自宅で死去(満53歳)。
鎌倉長谷寺に墓。

●1/14
午後二時から東大近くの喜福寺で長江の告別式。
佐藤春夫が弔辞を読む。

【3月】
●真子、今宿に戻る。
九州日報社に入社。
『ルイズーー父に貰いし名は』p104

真子、九州日報記者、神(こう)康生と結婚。
『ルイズーー父に貰いし名は』p119

【4月】
●留意子、糸島高等女学校3年生。
同校に爆弾三誘士のひとり、
江下一等兵の妹が入学してくる。
『ルイズーー父に貰いし名は』p106

【5月】
●辻潤『ぼうふら以前』(昭森社/1円50銭)

●5/18
荒川区尾久の待合「まさき旅館」で
男の殺人死体が発見れる。
阿部定事件。

【10月】
●10/1
東京市に北多摩郡砧村・千歳村を
世田谷区に編入し、
現在の東京都区部の範囲が確定。

Tokio_Eingemeindungen_1932-1936
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【12月】

●12/18
らいてうと荒木郁子が発起人となり、
谷中に遠藤清子と民雄の墓が完成。
郁子、旅籠屋を辞める。
➡『「青鞜」の火の娘』p115

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