第957回　ゲロと白痴と巾着袋

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2015-01-13（火）

ものスゴい「商品」を見てしまった……。

あんなゲロみたいなものが
立派な本1冊買える値段で
売られているとは……。

そうか、そうなのか。
ホント、
まだまだ知らない世界って
あるなあ。

（↑3Lサイズもあり）

某さんが某手芸店で買ったという
簡単なバッグのキットの型紙と
作り方図なんだけどね。

型紙の線がマジックなくらいは、
まだ微笑ましい。

「●」（←伏せ字）という
小学校で教わるレベルの漢字が
なあんかそれ風な雰囲気を漂わせつつ
間違って書かれてるのも
まだ微笑ましい。

（辞書引けとか、わからないなら
ひらがなにしろとか、
だれか言ってやれよー）

作り方図と図に添えられている文章が
鉛筆書きなのもまだ微笑ましい。

作り方図と図に添えられている文章が
下手くそ、というレベルよりも
汚い、というレベルなのも
まだ微笑ましい。

むしろ、
幼稚園児が書いた＆描いたことを
ウリに配っているんだったら
おおいに微笑ましいが。

微笑ましいもの以外
何ひとつないゲロみたいなアレが、
店長あるいは経営者のチェックを受けて、
発行部数の少ない本くらいの価格で
売られている！
という事実に驚愕！

実際、店側が売ってしまいたいのは、
余ってる生地のほうだとしてもだよ、
あんなゲロなら、
キットにしないほうがまだマシな気が。

（↑3Lサイズもあり）

オサレな街にあるんだし、
わりとマトモな手芸店かと思ってたが、
生地とか、いかに売れてないかって
ことじゃないかとコウ先生は見ました。

手作りブームの内情は、
数十センチの生地を買う人数が
増えただけで、
ますますモノ考えない人間を
増やしているだけでは。

「近代日本」が推進した
「女性の白痴化政策」（＠村上信彦）は、
まだまだ継続中ですよって、
草葉の影の信彦氏に伝えてあげたいっす。

ゲロの衝撃で、
某日本テレビの下請けの下請けであろう
若者ADからの、
ディズニー柄の巾着袋を
1,000円で作ってほしいって依頼を
受けちまったぜ！

アタシが白痴か（笑。

（んなもん、お前が作れ、って
上から言われた若者が、
ソーイング得意な彼女も
いないのであろう、
ネット検索でアタシのとこに
たどりついたのかと思うと、
かわいそうでかわいそうで）

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