第1109回　合皮生地あれこれ

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2015-06-08（月）

「新宿オカダヤコスプレ店」の今日のメルマガで、
合皮生地が紹介されていました。

「サニーレザー」という
水洗いOK（といっても洗濯機は不可）、
当て布して低温でのアイロン可の合皮↓

↑表面の型押しがニュアンスあって、
オカダヤ・セレクトっぽい、っていうか、
洗練された感じ。
ゴールド、シルバーもあるのが特徴。

バッグの底の切り替えに使うとよさそう。
ソファーやイスの張り替えに使っても。

と思ったら、
クッション専門店の合皮も発見↓
1m780円はいーですねー。

一般的な、
表面がなめらかな合皮はこちら↓
色によっては完売してるようですが、
色数が豊富なので使いやすそう。

レザー　(合皮)
価格：101円（税込、送料別）

キルティングの合皮も売ってるんですねえ↓
シ●ネル風バッグとか？

定番ものを望まないのであれば、
激安生地店の「手芸ナカムラ」にも
合皮はわりとあります。
表面がなめらかなフツーっぽいやつから
ヘビとかの爬虫類っぽいのも
少ないけどあります。

このゴールドらしい型押しは↓
使い方によってはお洒落小物が出来そう。

合皮生地(型押し)ベージュ
価格：324円（税込、送料別）

迷彩柄の合皮は、いいですねええ↓
ベルトに、とありますが、
確かに、切りっぱなしで、
簡単に作れますね。

合皮のイイところは
切りっぱなしで使えるところ。
縫わずに貼っての利用も多いようです。

「銀河工房」さんは、
ヘビ、ワニ、爬虫類の合皮が充実してます↓

合皮は、裏面がフツーの布に
なってるものが多いので、
縫い合わせなどは家庭用ミシンで
普通押えでフツーに縫えるものが多いです。

ただ、ラミネート生地と同じで、
針跡が残るので、基本的には
縫い直しはできません。

シリコンスプレーをかけて縫う方法は、
私自身は試してないのでわかりませんが、
過去、合皮でジャケットやバッグ、ポーチを
作ったとき、表面にステッチをかけたいときは、
トレペやテッシュペーパーをのせて
ミシンをかけました。

ただ、異物を使うと、ミシン針の先は傷むね。
両面テープをはって縫うとかも
針先はヤられます。

ま、それほどソーイングしない場合、
小さなポーチをひとつ作るくらいなら
大丈夫だと思うけど。

あと、合皮のジャケットを作ったとき、
「本革のジャケットみたい！」と方々で言われて
大満足超だったんですが、
3〜5年は大丈夫だったような気がするんだけど、
経年劣化で、
表面に細かいヒビ割れが出来ました。

既製品でも起こる現象だとも聞いたんで、
合皮は安いものだし、
まあ、いっかなーと思うんですが。

小物類だと、
バッグの底の切り替え部分とか、
ルームシューズの底に
すべり止めとして使うとかすると、
見た目と機能がグッとよくなります。

＊＊＊＊＊

コウ先生のLINEスタンプ第3弾
「猫のマリコ」が販売開始！

（↑クリックすると販売ページに飛びます）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
コウ先生画、LINEスタンプ発売中です！
↓クリックすると購入ページにリンクします。

iPhoneでのLINEスタンプの買い方はこちらで！
　
@watanabe_kou からのツイート
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
2014/10/21に開催された、
ワタナベ・コウの和光大学での講演
「裁縫する女」のジェンダー・ポリティクス」の、
当日配布資料のpdfファイルです↓
「裁縫する女」のジェンダー・ポリティクス

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
●雑誌『hito（ヒト）』3号にインタビュー掲載

●歌人の枡野浩一さんとのユースト対談↓
http://www.ustream.tv/recorded/12750111

●写真家の大野純一さんとのユースト対談↓
http://www.ustream.tv/channel/ohnojunichi

●文筆家の近代ナリコさんの『裁縫女子』（リトルモア）書評↓
http://bit.ly/fHvj35

●『裁縫女子』は↓で最初の4ページが読めます（無料）。
http://xfs.jp/yVaxt