第1126回　「高級感」のある生地とは

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2015-06-24（水）

　
節電対策に、
「ル・ブーシュ・ア・オレイユ」で購入した
１級遮光生地が届きました。

早速、試しに、小さい窓用に
周囲をロックミシンで始末しただけの
「簡易カーテン」（ただの生地、とも言う）
を画鋲（！）で止めてみたんだけど、
見事に暗くなって、太陽光を遮ってます！

きゃあ、気に入ったわ、これ↓

とはいうものの、
↑この超お得なアウトレット品は完売。

なぜなら、
アタシが最後のグリーン2セット6m分を
全部買っちゃったから（笑。

再入荷しないのかなあ。

杢調オックスというネーミングと、
届いて現物を見た感じだと、
裏面コーティングの感じもほぼ同じだし
こちら↓の旧バージョン、あるいは廃盤色での
アウトレット品だったんじゃないかと。

私自身が某手芸店実店舗で3年前くらいに
実家のカーテン用に購入した遮光生地は、
↑こちらの定価の倍くらいだったので、
この３年くらいの間に価格が下がり、
さらに機能向上も進んだってことなんでしょうか。

いや、もともと、カーテンは、
手芸店じゃなくて、
カーテン専門店のほうが、
高品質高機能な生地を安く買えるってことかな。

杢調オックスにこだわなければ、
ダブルサテンの遮光カーテンも↓
手芸店実店舗での価格を思うと激安です。

↑ダブルサテンのほうは、
裏面コーティングがない分、
価格が抑えられているんじゃないかと。

杢調オックスとダブルサテンの
見た目的な違いは、
杢調オックスはナチュラル感、
ダブルサテンは高級感。

カーテン生地以外でも、
「オックス」と「サテン」の見た目の違いは、
ナチュラル感と高級感です。

＊

ちなみに、
生地の「高級感」とは、
絹っぽい、ということです。

生地は、昔は天然繊維のみだったのが、
あとから、石油を使って生地を
作るようになりました。

生活様式が変化して、
求められる機能が「発見」されて、
資源が限られ製造に手間がかかる天然繊維以外の、
石油系生地を開発する必要が生まれました。

後発の石油系生地の見た目は、
天然繊維を模して作られた。

絹、綿、麻、ウールという4大天然繊維の中で
最も「高級」なのは絹です。

なので、「高級感」のある生地、とは、
絹っぽいということ。

絹っぽいというのは、
光沢があって、薄く、しなやかである、
ということです。

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