第1258回 少しずつ違う赤に見えている?


日比谷花壇_クリスマスギフト特集2014_フラワーギフト

昨日、(遅めの)朝ごはんを食べるのに、
テレビをザッピングしてたら、
放送大学で「色を探求する」という授業を
放送していました。

終わりのほうだけちょこっと
観ただけなんだけど、
かなり面白そうな内容でしたよ。

テキストはAmazonでも
取り扱いあるよう↓

ほ乳類の眼の機能って、
光の三原色を認知する力よりも
明暗を認識する力のほうが
圧倒的に大きい、ってのは、
へえ〜でした。

そうなった理由は、
恐竜時代に暮らしていたころに、
昼間は恐竜が活動しているから、
体の小さなほ乳類は
安全な夜間に活動していたため。

夜間行動が可能なように
明暗を認識する機能が発達したわけですね。
たとえば、猫の眼なんかがその典型。

しかし、人間は、
昼間に活動するようになったために、
暗い中でものを視る力は衰えてしまったと。

日比谷花壇_クリスマスギフト特集2014_フラワーギフト

そして、
3原色を認識する機能の中では、
青と緑の認識力が強く、
赤に関してはほとんど黄色を
認識しているんだって。

人間の眼は、赤を認識する力が弱い……
というか、光に色がついてるわけじゃなく、
自然光の差を色として認識してるだけだから
絶対的な「赤」が存在してるわけじゃない。

担当講師が独自見解として、
「だから、赤というのは、個々に
少しずつ違って見えているのではないか」
と述べてもおりました。

なかなか面白い話です。

裁縫する人って、
こう言っては何ですが(なら言うなー!)、
色の感覚が鈍い人が多いですね。

色の感覚が鈍い人が
裁縫する傾向にあるのか、
その相関関係は知りませんが。

裁縫は、洋服を作るにしても、
小物を作るにしても、刺繍するにしても、
生地を扱うからには色の扱いは
かなり重要だと思うんですが、
わりといい加減に扱われてるよね。

裁縫はお絵描きとセットでやると
もっと楽しくなるような気がする。

さて、以下は、
ワタナベ・コウがウン十年前に
イラストを描いた、色についての本です。

『色の本棚』〈1〉↓

3巻ありますが、これは、
初心者が色の勉強するのに
かなり役立つと思います。
ロングセラーです。

『色の本棚』〈2〉↓

この本の仕事は、
視覚デザイン研究所の編集者の方が、
ワタナベ・コウが
『アンアン』の広告ページに描いた、
確か、お弁当の絵だったと思うんだけど、
そのイラストを見て、
「色使いがきれいだ」と言って
依頼の電話をくれたのでした。

『色の本棚』〈3〉↓

今とはまるで違うコウ先生の写真も
掲載されてて笑えます(笑。

*****

コウ先生の刺繍はInstagramで↓

Instagram

*****

コウ先生のLINEスタンプ第3弾
「猫のマリコ」堂々発売中!

14
(↑クリックすると販売ページに飛びます)

*********************
コウ先生のお気に入りリスト↓
●洋裁手芸リスト
●キッチン器リスト
●ミシンリスト
●猫リスト
●美容リスト
●食リスト
●靴リスト
●雑貨家具リスト

*********************
コウ先生画、LINEスタンプ発売中です!
↓クリックすると購入ページにリンクします。
banner01_300px

banner02_300px

iPhoneでのLINEスタンプの買い方はこちらで!
 

*********************
2014/10/21に開催された、
ワタナベ・コウの和光大学での講演
「裁縫する女」のジェンダー・ポリティクス」の、
当日配布資料のpdfファイルです↓
「裁縫する女」のジェンダー・ポリティクス

*********************
コウ手芸部
コウ手芸部Google+
ワタナベ・コウの子ども手芸教室
●FB裁縫女子宣言!
●FB「裁縫する女」と近代日本
●pixivワタナベ・コウ
ワタナベ・コウの楽天myページ
クレヤン放送局

*********************

*********************
雑誌『hito(ヒト)』3号にインタビュー掲載

●「サイゾーウーマン」インタビュー↓
Mサイズ信仰、リバティ族……
裁縫したいオンナたちの虚栄とプライド

●文筆家の近代ナリコさんの『裁縫女子』(リトルモア)書評↓
http://bit.ly/fHvj35