第1292回　100歳のスゴい先輩と『蝶の舌』

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2015-12-01（火）

うちのジイちゃんに
「コウの先輩にスゴい100歳がいるよ」
と教えられ、
以下のインタビュー記事を読みました↓

東京外語大って、
大杉栄（伊藤野枝とともに殺された男）
だけじゃなくて、
こういう人も輩出してたんですねー。

1915年生まれでスペイン語学科かあ。
どうしてスペイン語にしたのか、
興味あるなあ。

むのたけじ氏の東京外語大卒業は
1935年なわけですが、
スペイン語学科、1935年、戦争
のキーワードでアタシが思い出すものは、
やっぱ、『蝶の舌』かなあ↓

（DVDになってたんだあ）

↑『蝶の舌』は、
クレヤン増刊8号でも触れましたが、
スペイン内戦、フランコ将軍の
1936年を舞台にした
「悲しい」映画ではあるものの、
手作り感あふれる洋服が
（主人公の父親がテーラー）
いっぱい登場します。

ま、それはともかく、
1935年卒業で、
80年ぶりの卒業証書授与ですか。

（20歳で卒業ってのは、戦前の大学制度が
戦後の新制大学とは違うからですな）

今、大学も大変だし（笑、
むのたけじさん、
10月のETV特集にも登場してたようだし、
大学のイメージアップか？
っつう気がしなくもないけど（笑。

いずれにしても、
アタシにとっては
全く未知のおじいさんだった人だけど、
うちのジイちゃん（1955年生まれ）によると、
「僕の若いころから
伝説の新聞記者として有名だった人」
なんだとか。

100年前の伊藤野枝の時代を知れば知るほど
「恐竜みたいに人類は滅びる種なのかもね」
なあんてことをひそかに語り合う日もある
アタシたちにとったら、
〈人類は700万年の歴史の中で、
滅びるかどうかの曲がり角に来ている〉
というむの氏の指摘は深く共感。

インタビュー記事は、
現代史がコンパクトかつわかりやすく
まとめられているので、
みなさんもぜひ読んでみてください。

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@watanabe_kou からのツイート
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2014/10/21に開催された、
ワタナベ・コウの和光大学での講演
「裁縫する女」のジェンダー・ポリティクス」の、
当日配布資料のpdfファイルです↓
「裁縫する女」のジェンダー・ポリティクス

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●雑誌『hito（ヒト）』3号にインタビュー掲載

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