コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます
第1645回 誰もがウリにできる「デザイン」
昨日のコウ手芸部では、
雑貨クリエーター(@コウ先生)のIさん(20代)が
おうちで完成させたリボンポーチ2種を
見せてもらいました↓
かわい〜でしょう。
実物のほうがもっとキュートです。
春に初参加したときは、
ファスナーのつけ方も裏地のつけ方もわからなかった
とは思えないほどの上達ぶりで、コウ先生感激っ!
Iさん、昨日は、
「裏地はやっぱり別に作って、
あとで手縫いでつけるのが
いちばんきれいですね」と
言っておりました。
そう、裏地つけは、最近の本は、
ミシンで表地といっしょに縫っちゃう方式が
採用されていたりするんですが、
コウ先生は、別仕立て、あとから
手縫いでつける派なんですよ。
この方式は時間がかかるように思えますが、
口部分だけなので、小さなものならそうでもなく、
いちばんの利点は「ストレス少なく、
きれいに仕上がる」ことです。
Iさんが、いろいろな方法を試したうえで、
そのことを発見したっつうのがうれしいですな。
ちなみに、コウ先生の帯も完成しました↓
さて、
Iさんの作るもののウリは、
生地の組み合わせ方と
各パーツの分量のバランスと配置なわけですが、
これは誰もがウリにできる「デザイン」です。
100年前から存在する寸法のほぼ決まった帯を
どんな生地で作るかも「デザイン」です。
モノを作るときは、服でも小物でも、
オリジナル・デザインというと、
「珍しい形」を生み出そうとしがちですが、
服飾専門学校生の多数派にありがちな
「変わった」「奇妙」な「ヘン」な服装が
「かっこいい」というのは、大きな勘違い、
というか、シロートへの目くらまし、
といってもいいでしょう。
Iさんの生地の組み合わせ方は、
Iさんにしかできないものだから
かわいいのです。
生地ひとつひとつは、
どこでも誰にでも手に入るものですが、
どの生地を選んでどう組み合わせるかは、
Iさんの頭でしかできません。
胃腸炎で1週間苦しんで
(ノロウィルスではなかったようですが)、
やつれていた姿がちょっと痛々しかったけど、
これからもIさんらしい雑貨を
たくさん作って、見せてね!
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