コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第1693回 大人の雨ゴートに向く撥水生地


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昨日のコウ手芸部に参加したKさんは、
お着物用「雨ゴート(アマゴート、と読む)」の
製作を希望中なんですが。

ナイロンタフタ生地がいいのでは、
と助言しておいたんですが、
「なかなかいいのが探せません(泣)」
と言っていました。

というわけで、息抜きに(笑)、
大人の雨ゴート用生地を
検索してみました。

生地を探す前にまず、
既製品の素材を確認してみたら、
既製の雨ゴートの素材には
ざっくり3種類あるようです。

〈1〉ナイロン100%(撥水加工)
〈2〉ナイロン×ポリエステル(撥水加工)
〈3〉ポリエステル100%(撥水加工)

安価な既製の雨ゴートは、
3,000〜4,000円くらいで、
素材は〈1〉か〈2〉。

高価な雨ゴートは〈3〉で、
「東レの帯電・撥水加工」を
売りにしています。

ナイロンとポリエステルの撥水生地の
違いは、ナイロンのほうが張りがあります。

「東レの帯電・撥水加工」生地で探してみたら、
ギンガムチェックがありました。

チェックの大きさが大、中、小ありますが、
こちらは最小の2ミリ角チェック↓

ギンガムは基本的には子どもっぽい柄なので、
大人の雨ゴートには最小のものが向くと思います。

上記商品は、色展開が多く、
無料サンプル請求できる点は
利点でしょう。

Kさんご希望の地紋入りの薄いグレーとか
クリームのナイロンタフタ生地は
見当たりませんでした。

ツルンとした無地だと
安っぽい感じになるので避けたいとして、
ツルンとしてないけど無地っぽいとなると、
ワッシャーの無地はどうでしょうか↓
こちらはポリエステル100%。

無地以外で、
大人の雨ゴートに向くと思う撥水生地は、
チェックですかね↓

バーバリ風チェックや
ブラックウォッチの雨ゴートは、
既製品には見かけないので、
自作にはいいような気もしますが、
雨ゴートは面積が大きいので、
タータンチェックは、
やや派手かなあという気がしなくもありません。

派手にならないチェックというと、
2色限定ですが、
グラフチェックがありました↓
素材はナイロン×ポリ。

春夏用としては、
色がやや重い感じがしますが、
ピンドットもかわいいのでは↓

あとは、番外編として(笑)、
予算が許せば、
リバティのナイロンタフタで↓
雨ゴートを作ったら
「かわいーっ!!!」と言われることは
間違いないとは思いますが。

ちなみに、
Kさんは私と同じくらいの身長で、
170cm近くあるので、
このサイズの雨ゴートは、
売っていません。

大きい人には
二部式雨ゴートがいいようですが、
自作するなら、
一部式でもいいような気がしますが、
どうでしょうか。

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