コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第1964回　綿ネルのカイロケース

2018-09-23（日）


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今日のコウ手芸部では、
Hさんのカイロケースが完成しました↓

手前の紺色のが本日の作品。

奥のオレンジ色のは、
Hさんが以前にどこかの温泉宿の売店で
買ったフリース製のカイロケース。

カイロケースなるもの、
実は私、今回、はじめて知ったのですが、
中に使い捨てカイロを入れて
「あんか」代わりに布団に入れると、
とってもあったかいんだそうです。

冬に向けて、
寒がりのうちのじじいのために、
ひとつ作ってあげたいなと
思いました。

（暖房費の節約になりそうだし）

出し入れ口にはマジックテープが
ついています↓

Hさんのおうちでは、
暖房を消して外出したいとき、
おうちで留守番する猫ちゃんの
おなかの下にも置いておくそうです。

そんな大活躍のカイロケース、
なかなか売っていないそうです。

手作りできるものならしたい、
ということで、今日の製作となりました。

生地を探したのが夏で、
フリースなどのあったかそうな生地が
売っておらず、
ハギレの綿ネル地しかなかった、
ということでしたが、
北欧風の冬らしい柄で、
かわいいカイロケースになりました。

完成品をおとなりの席で見たTさんも、
「かわいい生地ですね〜」。

そして、「コウ先生、これは何という
生地ですか？」と。

この生地は、綿ネル、または、
コットン・フランネルと呼ばれます。

表面がうっすら起毛（きもう）しているのが特徴。
保温力はありますが、フリースに比べたら
低度の保温力ですね。

ネルと聞いてTさんが
「パジャマの生地ですか？」
とたずねてきました。

確かに、私たちの世代では、
子どもの頃、ネルのパジャマを
着せられたような気がしますが、
最近はどうでしょうか、
あんまりネルのパジャマって見かけないのでは。

楽天内で検索しても、
まだネルはあまりアップされていませんね。

Tさんが、前にエプロンをつくった
ポーラーベアの綿ネルを見つけましたよ↓

上記綿ネルは、平織りで、プリント柄の
ちょっと固めの綿ネルですが、
綿ネルは、ネルシャツに使用されている
生地でもあります。

ネルシャツの綿ネルは、綾織りのものが多く、
平織りのものより柔らかくなります。

タータンチェックのコットン・フランネルは↓
シャツなどにおすすめ。

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無地もあります↓

無地の綿ネルで、
オーバーサイズでギャザー使いのシャツを
作るのもいいでしょう。

無地を生かして、部分的に刺しゅうした
ブラウスを作ってもかわいいと思います。

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