コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます
第2169回 女性が奴隷の国、日本からよく来ましたね
29日は、旅記事の取材で、
関東の小さな島へ行ってきました。
「本島」から、その小さな島へは、
渡し船に乗って5分で到着。
長い時間の「船旅」は苦手ですが、
天気もよく快適な「船旅」でした。
島の東側へさらに5分の「船旅」をして、
船上では、船頭さんに話を聞いたり、
記事用の写真をパチパチ撮りました。
フツーの旅カップルと思った船頭さんが、
「二人並んだ写真を撮ってあげますよ」
と言ってくれ、
せっかくなので撮ってもらいました↓
未知の土地での未知の人への
取材活動のなかでは、
イヤな思いをすることもありますが、
よい思い出をつくってくれるのも
また、人間のあったかい言葉と笑顔です。
旅記事は、来年2月の「しんぶん赤旗」に掲載されます。
1月3日付「赤旗」には、私とツルシと
日本共産党・小池晃書記局長との
鼎談も掲載されます。
かつてマスメディアのなかにいて、
日本のメディアに絶望していた私たちは、
「赤旗」を知って、
日本に希望をもてるようになりました。
ジェンダー指数121位に示されるように、
現在の日本は、
世界で遅れた国のひとつとなり、
世界のメディアに
独裁政治がおこなわれている国として
注視されています。
日本がそうした国であると私に
うっすら気づかせてくれたのは、
いま思い起こせば、
2001年(米国の9・11テロが起こった年)、
イラストルポの仕事で訪れたスロヴェニアでした。
訪問団中ただ一人の女性だった私に、会議の席で、
隣に座ったスロヴェニア側の女性が、
目に涙をためて
「日本は女性が働けないんでしょう。
ものすごくがんばってあなたはここにいるのね」
という意味のことをいったのです。
スロヴェニアを日本より「遅れた」国と
思っていた当時の私に、
その言葉の意味すること、
とりわけ、
その人がなぜ涙をためてまで私にいうのか、
当時の私は全くわからず、とまどいました。
しかし、いま、彼女の言葉を翻訳するなら、
「女性が奴隷の国、日本からよく来ましたね」
と訳したい。
彼女が直接的にその単語を使わなかっただけに、
いまは彼女のいいたかったことがわかります。
まずは、日本の現実を知りましょう。
政治への無関心は、独裁政治を支えます。
みなさんも、どうぞ「赤旗」を購読してください。
*
年始は、1月5日からです。
コウ手芸部は、完全予約制、前金制です。
こちらの概要をよく読んで、
参加申し込みフォームからお申し込みください。
参加申し込みは、12/30〜1/4も
通常どおり受け付けています。
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