コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第172回 「かんずり」をぜひいちど

いやー、ツイッターでかんずり、
盛り上がっちゃいました。
かんずりファンてわりといるのね。

とはいえ、
『節電女子』(日本文芸社)を読んだ方からは
「かんずりってはじめて知りました」って
感想やメール、たくさんもらってるんで、
まだまだメジャーな調味料じゃないよね。

「かんずり」というのは、
私の故郷、
新潟県旧新井市(現妙高市)特産の
辛味発酵調味料で、
糀とゆずと塩で作られていて、
ものすごく辛くはない。

しょっぱいといっても
糀、つまり米が原料なんで、
白いごはんの甘さみたいなものも漂う、
独特な味の調味料です。

『節電女子』(日本文芸社)の
15章〈かんずりで節電飯〉でも紹介してるんだけど、
使い出すとやみつきになります。
ワタナベ・コウオリジナルレシピの
かんずりナムルはぜひ!

かんずりのみを白いごはんにつけて食べても
美味しいんだけど、
かんずりナムルのタレだけを
炊きたての白いごはんにのっけて食べるのは
もっとおすすめです。

ツイッターでは、
かけそばにちょこっと入れるって人もいたけど、
もりそばのつゆにちょこっともイケます。
焼き鳥にちょこっとは定番ですね。

私はB級ミートソース(『節電女子』掲載)にも
ちょこっと入れたりするし、
ゆで鶏や煮豚につけるのもうまいし、
ドレッシングに入れても
トウバンジャンとかよりも
深い辛さになります。
あと、卵焼きにちょっとつけるのも
ひそかにおすすめ。

かんずりは漢字では、
寒作里または寒造里と書きます。
私がよく行くスーパー「オオゼキ」には売ってて、
「サミット」にもあるらしい。
新宿の伊勢丹にも置いてあります。
お得な大瓶がおすすめだけど、
スーパーのは小瓶なのがやや残念。

近くに売ってないという方は、
こちらでも買えます。
 

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(発行:日本文芸社
 企画:エム・エム・クリエーション
 編集協力:ツルシカズヒコ
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 インタビュー、対談、書評】

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