ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
南北朝正閏論
2012-07-25(水)
松本清張『小説東京帝国大学』(新潮文庫)読了。
日本の南北朝時代において
南北のどちらを正統とするかの論争を
南北朝正閏論(なんぼくちょうせいじゅんろん)という。
勉強になりました。
大逆事件で死刑になった奥宮健之(おくのみや けんし)。
松本清張は彼を政府側の「スパイ的」
活動をしていたという見方をしてるんだな。
『女子教育事始』(小河織衣/丸善ブックス)は
必要な箇所だけ読む。
誤字が多い。
たとえば西国立志編→西国六志編、
柳原愛子→折原愛子。
研究者が書いた本なのにひどいじゃないか!