ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
革命左派と赤軍派
「連合赤軍事件の全体像を残す会」の例会に参加しました。
本日の語り手は元革命左派の雪野健作さん、前沢虎義さん、
元赤軍派の植垣康博、金廣志さんなど。
メインで語ってくれたのは真岡銃砲店襲撃事件の
実行犯のひとりだった雪野さん。
真岡銃砲店襲撃事件の実行犯6人のうち2人は
事件直後逮捕される。
残る4人と永田洋子、坂口弘が札幌に逃走、
アジトに潜ることになる。
本日の雪野さんのトークは
そのあたりのことについてでした。
奪取した銃(11丁)と銃弾を携帯して
列車で長岡から札幌までの逃避行。
雪野さんの証言で印象に残ったのは、
とにかく銃弾や銃弾が重かったということ。
銃弾だけで3000発、合計60キロだったかな…。
連合赤軍事件に関する本は多数出版されているし、
今年5月には40周年イベントも開催され、
私も知識として輪郭を把握しているつもりだけど、
それだけではやはりまだまだ
「全体像」が見えてこないんです。
元革命左派と元赤軍派のメンバーのやりとりも興味深い。
党派が違うと色が違う。
たとえば革命左派に比べて赤軍派はマッチョ、
ホモソーシャル度が圧倒的に高い気がする。
それはなぜ?
そんな興味も湧いてくる。