ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
今の若ものたちは
漱石『明暗』読み始めました。
コウ先生が先に読み始めているので、
読後、ふたりで『明暗』について
意見交換してみたいです。
『明暗』は漱石の絶筆となった作品で、
1916年に朝日新聞に連載され、
連載中に漱石が死去したため、
完結していません。
例によって、
日常茶飯の細かい描写が多く、
そのへんがかったるくもありますが、
当時の中産階級・東京人の
生活が活写されています。
パンをトーストしてバターをつけて食べる
朝食はかなり浸透していたようですし、
電話も普及していたことがよくわかります。
「今の若ものたちは」という言葉が
すで使用されていることも面白かった。
漱石(1867年生まれ)世代にとっての
「今の若ものたち」に当たるのが、
例えば平塚らいてう(1886年生まれ)世代です。
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