ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
辻潤が愛した染井の谷
★「伊藤野枝 1895-1923」連載中 ↑クリックすると目次です。
文:ツルシカズヒコ 絵:ワタナベ・コウ
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「伊藤野枝 1895-1923」
第48回「交情」アップしました。
野枝が「崖の道」を歩いて帰宅する
シーンがあります。
辻潤の「ふもれすく」にも、
辻が住んでいた
家の周りの風景について、
こんな記述があります。
〈……森の中の崖の上の
見晴らしのいい家であった。
……あれから王子の方へ行く
ヴァレーは僕が好んで
よく散歩したところだった……〉
染井のあたりの
崖とか谷とは何かというと、
染井のあたりは
武蔵野台地の東端にあたり、
崖は太古に流れていた多
摩川の河岸段丘のようです。
上野公園のある「上野の山」は、
太古に多摩川が
台地を削ってできた
「高台」なんですね。