ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
せっかちな伊藤野枝
★「伊藤野枝 1895-1923」連載中 ↑クリックすると目次です。
文:ツルシカズヒコ 絵:ワタナベ・コウ
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「伊藤野枝 1895-1923」
第47回「独楽(こま)」アップしました。
1913年(大正2年)の初夏ごろですね。
野枝が青鞜社で仕事を始めて
半年ぐらいたったころです。
おもしいろなと思うのは、
野枝がらいてうとタメ口に
なっているところ。
上下関係にこだわらない
青鞜の雰囲気がよく出ている。
それと、荒木郁子の話になって、
野枝が言うセリフ。
「そんな嫌な奴のそばで
嫌な月日を送るくらいなら、
それよりいっそ殺されでもした方が
いいくらいのものだわね」
野枝らしいですね。
「そんな貴女がやっきに
なったって駄目よ、
自分のことかなんかのように」
このらいてうのセリフは、
まあ、せっかちな野枝を
年長者としてたしなめている
ふうに思う。