ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
伊藤野枝と『婦人世界』
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【伊藤野枝 1895-1923】
第91回「懸隔」をアップしました。
『読売新聞』の婦人欄
「よみうり婦人附録」を
批判していた野枝ですが、
当時の日本の婦人雑誌で
最大部数を誇っていたらしい
『婦人世界』への批判も強烈です。
〈日本の婦人雑誌で一番多数の読者を
持つてゐると云はれる『婦人世界』は
その最も安つぽさを振りまはしてゐる点では
恐らく矢張り一番であらうと思はれます。
その内容は一目見ても
何の思慮も分別もなしに吐き出され
『何々夫人の経験談』『何々夫人の苦心談』
『某夫人の夫を助けて何々せし談』等が
かずかぎりもなく記載されてあります〉
一時の『すて奥』みたいな感じ
だったんだろうか、『婦人世界』って。