ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記

大杉栄&伊藤野枝とカトリック逗子教会


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大杉栄&伊藤野枝が神奈川県の
逗子に住んでいたのは、
1921(大正10)年11月〜
1922(大正11)年10月、
約1年間である。

この逗子在住時に生まれたのが、
四女・ルイズ(のちの伊藤ルイ)。

1969(昭和44)年、
ルイズは藤沢市の鵠沼に住む姉
(三女・エマ/菅沼幸子)に案内されて、
生家を探した。

松下竜一著
『ルイズーー父に貰いし名は』によれば、
ふたりは地元の人の協力を得て
ようやく探し当てたが、そこは
「サンタマリア教会とその附属保育園」に
なっていたという。

Googleのマップで探してみると、
現在、カトリック逗子教会
聖マリア小学校があるところだろう。

大杉の逗子の家を
訪れたことのある中浜鉄は、
その家は
「駅から南に三、四丁のところにあり」
と書いている
(【伊藤野枝1895-1923】第187回)。

Googleマップで確認すると、
カトリック逗子教会は確かに
逗子駅から南に
400mから500m(1丁は約120m)
くらい南の位置にある。

現在、カトリック逗子教会がある敷地に、
かつて大杉と野枝が住んでいた
ということを知る人は、
ほとんどいないのではないか。

自宅に居ながらにして、
こういう発見が楽しめるのも
ネット普及のおかげである。

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