ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
大杉栄「パリの便所」について
ツルシカズヒコ
【あきらめない生き方 詳伝・伊藤野枝 】連載中!
第394回に加筆、「パリの便所」に改題しました。。
大杉栄「パリの便所」は、
『日本脱出記』に収録されている
何本かのルポの一本です。
大杉の文明批評家としての
資質の高さを表しているルポ
としてよく知られています。
「仏京に納まつて」というタイトルで
『東京日日新聞』に4回にわたって掲載され、
大杉の死後に全集に収録される際に
「パリの便所」に改題されたという。
私は大杉が「パリの便所」という
タイトルを自らつけたと
思いこんでいました。
パリにいた大杉から
この原稿を受け取ったのは
『東京日日新聞』の記者・井沢弘。
井沢はフランスに滞在していた
画家・林倭衛を訪ねたのですが、
その過程でこのスクープを
ものにしたわけです。
※
ワタナベ・コウ漫画『動揺』(原作・伊藤野枝)、
アマゾンでも販売中です。
↓
新品価格 |
★ツルシカズヒコとワタナベ・コウの最新著作
★ツルシカズヒコTwitter
@k_tsurushi からのツイート