ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
伊藤野枝が手にしていた洋書
2017-02-20(月)
ツルシカズヒコ
【あきらめない生き方 詳伝・伊藤野枝 】連載中!
第430回をアップしました。
おそらく、
内田魯庵『思ひ出す人々』の一節は
魯庵が伊藤野枝と言葉を交わした
最後のシーンだと思われる。
野枝が魯庵に差し出した、
鎌倉の惨状を報じた『報知』新聞は、
現在でも閲覧可能であろう。
とすれば、
その日が何日なのか
確認できるはずだ。
魯庵は「或る晩」としか
記していないが。
野枝が手にしていた洋書は、
何だったのだろうか?
おそらく大杉に頼まれて、
誰かから借りたものであろう。
当時、近所(大久保)に住んでいた
森戸辰男の蔵書ではないかと、
私は予測しているのだが。
想像する楽しみが尽きないです。
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