ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
『婦人公論』という雑誌ジャーナリズム
ツルシカズヒコ
【あきらめない生き方 詳伝・伊藤野枝 】連載中。
「第445回 野枝姉さん」をアップしました。
『婦人公論』1923年11月・12月合併号の
小特集「殺された野枝さんの事」から、
橘あやめの寄稿文を引用しています。
橘あやめは大杉栄の末妹で、
彼女の子・宗一が大杉、野枝とともに
憲兵隊に虐殺されました。
関東大震災後の戒厳令下の出来事です。
安倍晋三が目ざしているのは、
こんなことが起きる社会です。
いくらなんでも、まさか、
そんなことはあるまいと思いたいですが、
現実を直視するとそうなります。
戦前、日本がアジア太平洋戦争に
突入する過程でも、
「いくらなんでも、まさか、
そんなことはあるまいと」と、
国民は思っていたはずです。
橘あやめの生の声を
後世に残したのは、
『婦人公論』という
雑誌ジャーナリズムでした。
速報を優先する新聞では、
ここまでの詳細を報道しきれません。
ここにも注目です。
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