コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第280回 カンタ刺しゅう

本日の手芸部は、
Mちゃんと私で活動。

Mちゃんは、
横縞のスムース・ジャージーで
ボートネックのチュニックを
作っています。

このボートネック、
裁縫女子初心者に
私がいちばんおすすめなアイテムなので、
3月6日発売の
『裁縫女子宣言!
 はじめて作る自分だけのシャツ』
(バジリコ)にも掲載しています。

私もいろんなボートネックを作っていて、
すごくよく着てるんだけど、
基本は天竺ジャージーのこれ↓

ネップウールのジャージーで
長袖でも作り、↓

アンゴラ入りウールジャージーでは、
こんなパフ袖版も↓作りました。

基本の丈を伸ばしただけの
チュニックはタータンチェックで。↓
今の時期、とってもよく着てます。

冬用のチュニックをもっと作ろうと考え、
でも、かわいい布がいまいち見つからず、
悩んだ末にインド綿にウールガーゼで裏打ちして
作ったりもしました↓

↑これは『裁縫女子宣言!』掲載のイラスト。

昨日のコラムにも書いたけど、
とにかくインド綿大好きなんですよ。
インド綿の色や柄のあったかい布版が
あればいいのになあと思います。

なんて、インド綿を話題にしてたせいか、
今日のMちゃんが首に巻いてたストール↓

これこれこれ、
かわいいよねえ、これ、
私も下北沢の雑貨屋でこういう布の
バッグを見つけてかわいいなあって
思ってたのよお、っていったら
Mちゃんが
「カンタ、人気みたいですね」
って。

へ? カンタ?
なんじゃそりゃ。

検索しました。
こういうの、カンタ刺しゅう
っていうんだそうですね。
知らなかった、
そんな名前があったとは。
ヒンディ語中退なのに(笑。

でもねえ、
カンタもの、ちょっと高価なのよねえ
(バッグは指をくわえて見ただけ)。

なので、ええい、作ってやるわい、
と心に決めてたんだけど、
ステッチは簡単そうでも、
土台の布のインドシルク(私の場合、
経費的にインド綿にするつもりだけど)が、
なかなかにこれっていうのがないのだよねえ。

古くなったサリーを利用するのが本式らしいけど、
古くなった、ってのがポイントなんだろうなあ。

*********************
  
●ワタナベ・コウの漫画単行本第2弾
『節電女子』発売中!

(発行:日本文芸社
 企画:エム・エム・クリエーション
 編集協力:ツルシカズヒコ

*********************

『裁縫女子』(リトルモア)のインタビューなど】

雑誌『hito(ヒト)』3号

「サイゾーウーマン」

●歌人の枡野浩一さんとのユースト対談↓
http://www.ustream.tv/recorded/12750111

●写真家の大野純一さんとのユースト対談↓
http://www.ustream.tv/channel/ohnojunichi

●文筆家の近代ナリコさんの『裁縫女子』(リトルモア)書評↓
http://bit.ly/fHvj35

●『裁縫女子』は↓で最初の4ページが読めます(無料)。
http://xfs.jp/yVaxt

●YouTube 「クレヤン放送局」は↓
http://www.youtube.com/user/watanabe3kou