コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第874回 裁縫だって生きていくための技術だ!


火曜日の和光大学での講演会で
花束をいただいたKさんから
メールをいただきました。

当日も少しお話したんですが、
以前にクレヤン増刊1号「木綿の着物」
購読してくれてたそうで、
本を読んで着物を縫ったけど、
「デニムを使ったのは失敗、重かった」
と書いてありました。

それから、
少し前にコウコラムで書いた
「今、女性用ふんどしが流行ってる」
ってニュース、あったでしょう。

Kさんは、なんと、ふんどし
(Kさんは「肌帯」と呼んでるとか)
を手作りして着用しているそう!

「楽チンで、リボンが
意外にかわいいですよ」って。

ショーツを綿ローンのハンカチで
作った話も書いてあり、
米原万里さんの本によれば、
昔、ロシアでモノがない時代、
学校の裁縫の時間で最初に縫うものは
ショーツだったらしいですよ、なんて話も。

ちなみに、故米原万里さんといえば、
ロシア語通訳者でエッセイストだった方で、
東京外国語大学の先輩なわけですが、
著作は何冊か読んだかなあ。

今思い出せるのは
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通訳の仕事って何となく、
面白くないんじゃないかと
勝手に思ってたんですが、
へえ、通訳の仕事も案外面白いんだな、
と思った覚えがある。

あと、学校の裁縫の時間といえば、
講演会のあとの懇談で、
和光大学の20歳くらいの
学生さんたちに聞いたら、
中学では、女子も技術で木工とかをやるので、
その分、ミシンとかの裁縫実技はなかった、
って言ってたね。

まあ、確かに、女子だって
木工とか出来るほうがいいに決まってるし、
ジェンダー的配慮もあるのかもしれないけど、
裁縫だって、あんた、
生きてくための技術ですよー。

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10/21に開催された、
ワタナベ・コウの和光大学での講演
「裁縫する女」のジェンダー・ポリティクス」
無事終了。講演内容のpdfファイルです↓
「裁縫する女」のジェンダー・ポリティクス

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