コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第1220回 セーラー服のスカーフがポリエステルデシン




コウ手芸部部員Tさんからメールで、
某ブランド広告用動画に登場する
ブラウスジャケット+スカートの素材は
何でしょうか?
と質問されました。

問題あるかもしれないので、
とりあえず、その動画へのリンクは張りませんが(笑)、
とろみのある感じだったんで、
シルクでなければ、
ポリエステル中心ものであることは
ほぼ間違いないとして、
現実的に自作するには
ポリエステルのほうがいいだろうから、
サテンクレープとか
ポリエステルデシンとかってやつ
じゃないかと思うんだけれども。

生地 サテンクレープ(3300) BK.黒 [b]k2

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価格:84円(税込、送料別)

返答してから思ったけど、
サテンクレープは光沢があるし
(バックサテンてのもありますが)、
どうも、わりとよく売っているのは、
いかにも文化祭とかコスプレとかの衣装用っぽい
ややチープな感じっぽいですねえええ。

で、ポリエステルデシンが果たして
売っているのかどうか
よくわからなかったんだけれども
検索してみたら、案外売ってるのね。

↓これなんかかなり薄そうだけど、
「衣類用途で人気」とあるから、
需要がわりとあるんですかね。
ブラウスとかでしょうね。

ポリエステルデシンプリント ドット

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価格:129円(税込、送料別)

↓こちらは、既成服の流れですかね。
高級有名ブランド生地とありますが。
確かに、ポリエステルデシンは、
既成服に多く使われている素材ですね。

しかし、クレープとデシンの使い分けが、
いまひとつ明確にわからないんだが。

クレープとデシンは、同じクレープのことで、
楊柳または縮緬(ちりめん)、
いわゆるシボ加工のことですよね。

服飾用語辞典によるとデシンは、
日本の業界用語だとあります
(日本の繊維業界用語って多いんだよね)。

ネットでは、
クレープよりデシンのほうが
シボが細かいように書いてあるものも。

そうそう、ポリエステルデシンと言えば、
高級ブランドのスカーフとかの
素材でもあります。
と言うと、イメージしやすいですよね。

そして、そうそう、
高級ブランドのスカーフよりも
アタシに身近なデシンと言えば、
セーラー服のスカーフですな。

このデシンは
かなり需要ありそうだもんなあ。

ちなみに、
アタシも中学生のときはセーラー服で、
デシンのスカーフを結んでました。

よく、セーラー服だったんですかー、
かわいいですねー、いいですねー、
って言われるんだけど、
新潟県の豪雪地帯なんでね、
冬用ボトムはズボンなんですよ。

ズボンだとセーラー服って
超かわいくないんだよね。

と言って、無理して
スカートはいてたこともあるんだけど、
3mくらいの雪の壁の間を
横殴りの雪ふぶきに頬を打たれながら
歩くときゃあ、さすがに自殺行為に等しく、
大人しくズボンをはいてました。

それが、大人になって、
東京在住者で同級会したとき、
「セーラー服にズボンって、
豪雪地帯だけなんだよな、
中学時代の写真見せると
よくこのズボン、ダセえって笑われる」
って話した男子がいて。

どういうシチュエーションで
中学時代の写真見せるんだか
知らないけど……
ダッセえオヤジに言われたかないわよっ!

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