第1250回　ツイードとドビー

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2015-10-20（火）

「ヨーロッパ服地のひでき」さんの、
今日のメルマガから、
ドット柄のウールドビー・ツイードを↓
紹介＆解説しましょう。

中厚地なので、
ジャケット、コートを作ってもいいし
（裏地をつけるとベター）、
スカートやワンピースも作れますね。

カタログハウス大阪店で12/19に行なわれる
1日教室「フードつきポンチョを作ろう！」の
ポンチョにも向きます。

中厚地のツイード生地で
スカートやワンピースを作る場合は、
セミフレアくらいの
フレア抑えめタイプのほうが
生地質を生かすので、
カタログハウス大阪店で12/20に行なわれる
1日教室「フレアスカートを作ろう！」の
スカートを作るにはちょっと厚いですかね。

＊

ちなみに、
ツイード（tweed）というのは、
もともと手紡ぎの紡毛糸
（毛羽があって太めの糸）を毛染めにして、
手織りで綾織りに織った生地。

主にスコットランドに生息する
チェビオット種の羊の毛を
もともとは原料にしていたそうなんですが、
このチェビオット種の羊の毛というのが、
粗い剛毛で毛筋も不揃い。

なので、そうした特徴を持つウール地を
ツイードと呼ぶようになったんだとか。

＊

そして、ドビーは、
柄を織りで作っていますよ、
という意味だと覚えてください。

上記ウール地のドット（水玉）の場合、
遠目には「玉」に見えますが、
よく見るとなめらかな曲線の「玉」ではなく、
輪郭がガクガクしています。

ドビー織りの柄は、
ややレトロな味わいがあるもの、
と言っていいでしょう。

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2014/10/21に開催された、
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当日配布資料のpdfファイルです↓
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