第1296回　コーデュロイのきれーな色

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2015-12-05（土）

今日の手芸部、
Sさんが、11月に完成させた
コーデュロイ生地のチュニックを↓
着て来ました。

↑このチュニック、
マスタードイエローの色が
とってもかわいーんですが、
Facebookページの投稿の中でも
「リーチ」数が高かったんですよー。

「Sさんのお友達が拡散してくれたのかしら」
とSさんに言ったらば、
「簡単そうだからじゃないですか」と。

コーデュロイは、
別珍などの仲間の毛並みのある生地で、
光沢があって色がきれいなのが特徴です。

ほかの生地では出せない発色なので、
コウ先生もコーデュロイは大好きです。

コーデュロイの語源などは、
「第1254回コール天と森鴎外」にて。

シャツコーデュロイ【無地】
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Sさん自身も、一部事故はあったものの（笑、
このコーデュロイ生地のチュニック
（かぶって着るタイプなので
ファスナーとかはありません）、
とっても気に入って
しょっちゅう着ているそうで、
次は、生地を変えたり、
ネックラインを変えたりして
また作りたいと言っておりました。

服は1枚作ると、そこからアレンジを
妄想できるのがいいよね。

さて、コーデュロイ生地には、
畝（うね／コール）の太さが
おおまかに３種類あります。

最も細いのがシャツコールで、
今回、Sさんがチュニックを作ったのがそう。

中くらいのがミディアムコールで、
最も太いのが鬼コールです。

ストレッチのコーデュロイもあります↓

コウ先生の人生に
はじめて出現したコーデュロイは、
洋裁学校出身のおば
（わが裁縫の師匠おばばの娘）が、
５歳のアタシのために作ってくれた
コーデュロイのバッグでありました。

あれは、ミディアムコールだったと思う。

コーデュロイの畝を横に使って本体にし、
前面にフエルトの電車のアプリケが
縫い付けられていたんですが、
今でもハッキリ映像が思い浮かぶくらい
大好きなバッグで、
自分でも作れるようになりたい！と
チクチク道へ入門するきっかけとなった
バッグです。

ちなみに、このカンドーは、
５歳の幼児のカンドーであることからも
推察できるように、
「手作りってあったかい」的カンドーでは
ありません。

巧みなカラーコーディネートが
生み出したゲージツの世界、
に対するカンドーだったわけです。

バッグ本体がコーデュロイでなければ、
なんてキレーな色の世界！
とは感じなかったと思います。

＊

最近のコーデュロイ体験としては、
昨年、「ヨーロッパ服地のひでき」さんで買った
鬼コールでガウチョパンツを
作りました。

注意は、裁断するとき、
一方方向（基本は逆毛）に裁つことね。

コーデュロイは無地ばかりでなく、
プリント柄もあります↓

ピンドットのコーデュロイも↓
うわあ、これは色も深くてきれーだ！
と思ったら、あと残りは1色のみなのね（泣。

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