コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます
第1319回 自作の着物と羽織で初詣
新年の目標を遂行すべく、
自作の羽織と自作の着物で
大原稲荷神社へ初詣に行って来ました↓
着物は、10年くらい前に、
ギンガムチェック風格子柄の
伊勢木綿で作ったものです。
伊勢木綿は三重県の臼井織布さんで
作られている反物なんですが、
ふっくらしてしっかりしてて
色使いがやわらかいし、
ミシンでも縫いやすいし、
大好きです!
楽天内で検索してみたら、
伊勢木綿の反物、わりと売ってますね。
このピンクのギンガムチェック風が↓
アタシのとかなり似ている。
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そして、この着物は、
2004年6月7日&8日放送のNHKおしゃれ工房
「ワタナベ・コウの木綿のゆかたソーイング」で
(観たい人はNHKアーカイブスへお願いしてね!)
コーディネートを紹介した着物でもあります。
こちらはテキスト掲載の写真↓
左上のダンガリー生地は洋服地ですが、
あとの3つはすべて伊勢木綿です。
ちなみに↑
着物、半襟、帯はすべて
コウ先生のコーディネート&製作です。
当時のこと、思い出すのは、
かなりイヤなんだけど(笑、
好評の声もたくさんいただきましたが、
批判もあれこれ受けたからねえ。
ホント、着物着る人ってうるさくて
閉鎖的でヤだわ、って
心底思いましたよ。
洋服も着物も、もっと自由に
着られるようになるといいのにねええ。
着物着るとイジワルに見えるのは
どうしてなんでしょう、
と言った人がいましたが、
なるほど卓見だなあと。
家庭科の先生がイジワルに見えるのはなぜか、
という問題と同じ根をもつ問題ですな。
その道の「在野の研究者(笑)」を自認する
アタシにはそれなりの見解はあるけど、
とりあえずそれは書かないでおこう(笑。
というわけで、
もう着物なんか着ないつもりだったけど、
50歳過ぎて着る着物、案外いいもんですね。
↑羽織の生地は、
110cm幅なので洋服地ですが、
かすり水玉柄のコットン・アムンゼンです。
模様的にはこの生地が似ている↓
コットンドビー和調プリント ぼんぼん |
アムンゼンは表面にしぼがあって、
ちりめんに似た生地なんですが、
綿ちりめん生地はこんな感じ↓
綿ちりめん (エンボス) 生地 着物風 ツル柄 紺【生地 和柄 布 ちりめん】 |
羽織は、着丈別に、
茶羽織、中羽織、本羽織とありますが、
アタシのは中羽織。
中羽織は身長のだいたい半分の長さ。
そして、めんどくさかったけど(笑、
身頃のみ袷で作りました。
洋服で言うと裏地つきってことね。
「胴裏」は、
ポリエステルサテン生地(縫いにくいけど
すべって着やすいように、ね)を
使っております↓
羽織の作り方の参考書は、
昭和38年(アタシが生まれた年!)発行
『主婦の友』11月号付録
「布地からマナーまで きものと和裁」↓
(20年前くらいに古本屋で購入)
↑こちらの解説は、もちろん和裁ですが、
アタシはミシンと手縫い併用で作ってます。
足元も見たい?
足元はショート丈のムートンブーツ(笑↓
(草履や下駄で片道10分を歩く自信がない!)
今日はあったかかったんで、
羽織(裏地つき)で充分でしたね。
(下半身はスパッツ2枚重ねに
ヒートテックの靴下ですが)
しかし、羽織はいいですね、
ボロ隠しになるし(笑。
羽織はふたつ作ったものがあるんですが、
もうひとつは、
白黒の小さい千鳥格子なんで、
地味なんだよねえ。
写真撮ってわかったんだけど、
羽織は派手めなほうがかわいいね。
ピンク格子の伊勢木綿は白っぽいんで、
やや浴衣っぽいというか、
寝間着っぽい(笑)というか、
締まらないかなあと思ったんだけど、
赤い羽織をはおったら
わりとかわいくなった(自画自賛)。
帯は、ホントは、
このレース地の帯を↓
合わせようと思ったんですが、
締めてみたら、超結びにくかった!
(そして、なぜか長い、ので、
グルグル巻くと太って見える)
呉服店の跡取り娘ちゃんことOさんが、
ポリエステルの帯はすべって結びにくい、
って言ってたことを思い出しました。
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