第1375回　絹の綸子（りんず）

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2016-02-26（金）

今日の手芸部で
薄手ウール地のワンピースを
完成させたNさん、
次はいよいよ、
はじめての「ミシンで着物」に
挑戦するわけですが、
まだ着物１枚も縫ってないくせに（笑）、
そして、確か、まだ
「ひとりで着られない」くせに（笑）、
「長襦袢も作りたいんです！」って。

コウ手芸部で長襦袢作りに
はじめて取り組んだのはTさんでした。

はじめての「ミシンで着物」に
取りかかる前には「浴衣で練習ね」
というコウ先生の提案を振り切り（笑）、
練習（！）に長襦袢を作った、
というチャレンジャーでありました。

しかも、
ジャブジャブ洗いたいからって、
ポリエステルサテンという
生地だったんだよねえ。

けれど。

先日、Tさん、
前に買ったけど着ないつもりだった
リサイクルの長襦袢を
自作の「ミシンで着物」に合うサイズに
リフォームしました。

素材は絹ですが、
あれは綸子（りんず）ってやつ
ですかね。

綸子はいわゆるサテンですな。

あまり着てない長襦袢だったようで、
重さもまだあって（着古した絹は軽くなる）、
まあ、見る人によっては、
絹の綸子をミシンで縫うなんて！
という方もいるかもしれませんが、
結果的にはリフォーム成功しました。

わがコウ手芸部のミシンは、
家庭用ミシン（『通販生活』の山﨑ミシン）なので、
絹の綸子は縫いにくいだろう、
とコウ先生も思い込んでいたんですが、
縫えましたよ！

いや、ブラウスとか複雑なパーツのある洋服は、
きれいに縫えないと思うんですが、
長襦袢を小さくリフォームするのは、
直線縫いだけなので、難なく縫えました。

なので、Nさん、長襦袢縫うつもりなら、
ポリエステルサテンじゃなくて、
絹の綸子ね！

って、長襦袢用の生地、見てたら、
アタシも作りたくなった。

長襦袢の生地ってなんかかわいーよねえ。

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