コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます
第1411回 自称「巾着袋で挫折したオンナ」
料理教室がたくさんあって、
裁縫教室が少ないのは、
裁縫できなくても毎日の生活に
困らないからだと思いますよ、
とUさんが言ってましたが、
今朝、Twitterで、偶然、
コウ手芸部部員ゆきさんの
こんな Tweet に遭遇↓
制服が裏の縫い目をほどくと、ウエストが3cm大きく出来るシステムだった。なるほど!目打ちがなかったら絶対ほどけなかった。ソーイング教室行ってて良かった。 https://t.co/bqws9TR03X
— ゆき@Юки (@bamuse78) 2016年4月2日
まあ、確かに、裁縫できなくても
ちっとも困らないだろうけども、
知っててよかったことも
ちょっとはあるかも。
というわけで、今日のコウ手芸部は、
30代の初参加者がふたり。
自分で手織りした布で
バッグを作ったOさんは、
「祖母のミシンが使えるかどうか、
見てほしい」ということで、
ミシンをゴロゴロにくくりつけて
やってまいりました。
いやあ、きったないミシンだったよ(笑。
コ「どのくらい使ってない?」
O「10年以上は……」
コ「いつぐらいに買ったもの?」
O「平成に入ったくらい、とか」
今年は、平成28年ですかね(笑)。
Oさんが生まれたころに買ったミシン
というわけですな。
某有名メーカーの名前は入ってはいましたが、
家電でよくあるOEMってやつで、
もうまるで放置されてたっぽい感じなので、
使えるかなあと一瞬ビビりましたが、
釜を掃除して、注油し、
錆びた針を交換したら、
動きましたよ。
(アタシはミシン店さんか!)
そして、もうひとりの初参加者、Aさんは、
7歳と4歳の女の子のママにして、
自称「巾着袋で挫折したオンナ」。
本を見たけどまるでわからず、
これは教わらないとダメだと思いました、
という申告でしたが、
複数種のかわいくて縫いやすそうな
使いかけの生地を持って来ました。
コ「お、入園バッグとかは作ったんですね」
A「いいえ、業者に頼んだときの残り生地です」
あれこれレクチャーしながら、
2時間で巾着袋を2つ作ってもらいましたが、
「こういう道具を使えばいいんだー」とか
「ああ、そういうことだったんだー」とか、
ひとつひとつに感動してたAさん。
そう、
ほんのちょっとのことを知るだけで、
製作時間は短縮でき、
きれいに作るコツを習得できます。
Aさん、帰り際に、
「大人の洋服はいつくらいに
作れるようになるでしょうか?」
と聞いておりました。
コウ先生は「夏までには」と答えました。
初夏までには、でもよかったかな。
(今日のビジュアルリンクは、
エレン・ベイカーのラフカットシリーズ)
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