第1436回　『人生の答えは家庭科に聞け！』

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2016-04-30（土）

facebookのタイムラインで、
岩波ジュニア新書の
『人生の答えは家庭科に聞け！』
という本を知りました。

なかなか面白そうな本です。

とはいえ、
コウ手芸部にやって来る
家庭科男女履修世代の男女と
話した感じでは、
私たちのころと家庭科不人気度＆
役に立ってない度は、
あんまり変わってないように感じます。

いや、まあ、だから、
家庭科は重要な科目だよ、
という本が出版される、
ってことなんでしょうか。

＊

さて、Amazonでは、
上記本の関連本（この機能は好き）で、
『僕が家庭科教師になったわけ:
つまるところの「生きる力」』とか↓

『人生で大切なことはすべて家庭科で学べる
ふくしまの男性教員による授業』とか↓

なんか、もしかして「家庭科」ブームなのか、
みたいな本がゾロゾロ表示されましたよ。

確かにこれからは、
異者共存のために「家庭科」の役割は
重要になっていくでしょう。

しかし、家族とかジェンダーとかの学びは、
家庭科という学校の授業だけでは
難しいでしょうね。

そのへんの感覚も、
男女履修世代が画期的に「更新」されている、
とは私には感じられませんから。

いや、むしろ、30年前くらいのほうが
「リベラル」だったんじゃ、
的な感すらある。

いや、ああ、そうか、だからこそ、
「家庭科」が大事、なのか。

しかし、まあ、
本を読むとか、
学校で一方的に教わるだけでは
何事も血肉にはなりませんね。

53年生きてきてようやくわかったんですが、
最も有効かつ楽しい学びは
「会話」によるものですね。

「会話」の相手を得るのに、
本を読んだり勉強したことが役に立つんですね。

ポチさんとの「会話」なしに学びはなかった、
そして、
なんとかポチさんと会話できる程度には、
本を読んでおいて助かったなあ、
と思う今日このごろ……。

（ノロケじゃないよw）

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