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有料老人ホーム「サンクス高田・自在館」の
体験入居案内のハガキが届いた。

「サンクス高田・自在館」の所在地は新潟県上越市寺町3-10-15。
高田駅西側徒歩5分（270m）。
〈ただ今、体験入居が半額（5月末まで）
▶1人入居（一泊）5,250円のところ→2,500円
▶2人入居（一泊）6,300円のところ→2人で3,000円〉

なぜ、こんなハガキが私あてに？
私は上越市にある高田北城高校を卒業している。
考えられるのは、高校の卒業名簿だ。

といっても、47歳の私に
有料老人ホームの体験入居は早過ぎるような気もする。
いや、今どき、早過ぎはしないんだろうか。
それにしたって、47歳になった途端に届くのも不気味だ。
なんかバースデイ・プレゼントみたいじゃないですか。

でもまあ、私は47歳になったばっかりだけど、
同級生は48歳になる年だから、48歳になる学年の卒業生に
4月になった途端、配布されたのかもしれない。
48歳だったら老人ホーム検討も早過ぎないとか？

さらにハガキをじっくり観察すると、
〈高田城百万人観桜会
4月2日（金）〜18日（日）
〜5月の新緑、旬の山菜の季節まで
●ホテル代わりに体験入居でお泊まりになりませんか？〉
と、私を誘っているじゃあありませんか。

きゃあ、高田の夜桜見物に行ってホテル代わり！
ひとりなら2,500円、ふたりでも3,000円。
いいわあ。
ホントにだれでも泊まっていいんでしょうか？
って、私はハガキもらったんだからもちろんいいんだよね。
高田の夜桜見たいとか、
4月25日に閉店する大和上越店にさよならを言いに行きたいとか、
書いたの、読んでくれたみたいじゃないですか。
うーん、行きたいけど。

〈どうぞお知り合いの方にもご紹介ください。〉
とも書いてあります。
高田の夜桜見物に行かれる方、どうぞホテルがわりに。

いやあそれにしても、
ハガキに踊る高田、高田の文字をながめて懐かしさで
ウルウルきました。最近帰ってないし。
高田は上越市って呼ぶより、高田がいいですね、やっぱり。
あー、行きたいわあ、高田！