第1454回　相良刺繍と来たか！

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2016-05-17（火）

先週、コウ手芸部初参加で
袋帯のクラッチバッグを作ったWさん、
次は10月に結婚する娘さんのために、
ウェルカムドールこと和装テッドを作る
というんで楽しみにしていたんですが。

注文した生地がまだ届いていない！

ということで、
前回と同じ袋帯地で
サイズ違いのクラッチバッグ２つめを
作りました↓

テッドの着物、
打ち掛け兼掛け下の型紙は、
webで調達済みということで、
見せていただきました。

Wさんが利用したサイトはこちら↓

↑こちらのサイト、
とってもよく出来てます！
作り方説明もていねい！

型紙はシェリーメイ用なので、
Wさんが作るテッド用には、
微調整して使います。

そして、打ち掛けの生地は、
着物をほどいた生地（未見）で作る
ということなんですが。

W「娘が着る予定の打ち掛けが
相良（さがら）刺繍なんですよ……」

（ムム、もしかして……）

W「それに合わせて、
テッドの打ち掛けにも
金糸とかで刺繍したいんです」

コ「それは素敵ですねええ、
じゃ、刺繍は出来るんですね！」

W「家庭科で習った程度の刺繍なら」

いやいや、相良刺繍と来たか！

相良刺繍は、
ビッシリと玉止めをするという
日本刺繍の技法のひとつですが、
もともとは中国の刺繍ですね。

チェーンステッチで
輪郭を描くタイプもあります。

相良刺繍といえば高級品ですよ！
（ま、今は機械でも出来るらしいが）

いや、しかし、ずいぶん力を入れて
作るのですねええ。

というのも、Wさんのまわりでは、
母親が結婚する娘のために
ウェルカムドールを作ることが
ちょっとしたブームなんだとか。

「負けたくない気持ちが、正直、あります」
ということでした。

と、
そんな結婚式話を横で聞いていた
3歳の娘ちゃんを持つOさん。

「センセー、私のウェデイングドレスが
あるんですけど……」

（なんだ、なんだ、今度は！）

「リフォームして何か作れるでしょうか？」

娘ちゃんのピアノの発表会はないの？
親戚とかの結婚式に呼ばれる予定は？
とか、どれも予定はないらしいので、
名案、浮かばず……。

この難問にコウ先生は、素敵な回答を
用意できるのであろうか。

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