第1483回　デニム生地あれこれ

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2016-06-16（木）

コウ手芸部、
今日が５回目の参加のNさんが、
ワンピースを作りはじめました。

胸下切り替えでギャザーを入れる
デザインなので、
生地は「ブ厚いのは避けてね」と
指令（笑）を出しておきました。

Nさんが選んだ生地は、
手芸部に来る直前に
「渋谷西武A館」７階で購入したという
デニム生地でした。

「いちばん薄いのを買って来ました」
というデニムは、10オンスかなあ、
ギャザーを寄せるには８オンスくらいでも
よかったかなという気がしないでもないが、
ダメってわけでもない厚さですかね。

家庭用ミシンで縫いやすいデニムは、
8オンス、10オンスあたりですね。

8オンス以下になると、
デニムとしては薄地に属します。

デニム生地を扱う上での
注意としては、
最近は、色落ちするデニム生地が
少ない感じですが、
デニムは洗えば洗うほど
いい感じになる生地ですから、
縮んだり色落ちしたりの心配がなくても、
できれば、裁断の前に
「水通し」したほうがよいと思います。

「水通し」は、水だけで洗濯し、
生乾きのうちに取り込んで、
アイロンで整えることを言いますが、
「地直し」という作業も同じです。

8〜10オンスのデニム生地は、
11番のミシン針、
60番のミシン糸で縫えます。

よく、デニム生地は30番のミシン糸で、
と書いてあったりしますが、
30番のミシン糸は、
基本的には飾りステッチ用ですね。
縫い合わせは60番でよいと思います。

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