第1491回　日本の学校みたいに「家庭科」があったら

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2016-06-24（金）

コウ手芸部の子ども手芸教室、
夏休みの集中コース参加中の
アメリカンスクール在学中9歳のTさんと
その mama、Hさんの2回目。

mamaのHさんは、日本の方ですが、
家庭科がぜんぜん出来なくて、
「ホント不器用なんです」という申告でしたが、
ぜんぜん不器用ではなく、
どの作業もとっても丁寧、
端ミシンもちゃんと edge を縫ってます。

さて、本日、
Tさんが買って来た生地はこちらの宇宙柄↓
以下生地説明文に「男の子向き」って
なってるのが、なんともはやですな（苦笑）。

こういう宇宙柄を英語で言うとき
「cosmo」か「space」、
どっちかなあと思いますが、
ネイティブのTさんは、この宇宙柄を
「space」と表現していました。

家庭科が日本でしか
教えられていないらしいことは
以前にも書きましたが、
アメリカンスクールでもやはり
cooking & sewing の授業はないようです。

mamaのHさんは、
自分が裁縫が出来ず、
手芸に興味を持った娘に教えることが出来ないので、
日本のように学校で sewing を
教えてくれたらいいのに、
と話していました。

けど、
学校で家庭科を教えている日本でも、
出来ない人はたくさんいるし、
むしろ家庭科によって
裁縫手芸ギライを生んでる側面もあるので、
学校に「家庭科」があったほうがいいとも言えないですよ、
とコウ先生は答えてみました。

コウ先生のLINEスタンプ第3弾
「猫のマリコ」堂々発売中！

（↑クリックすると販売ページに飛びます）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
コウ先生画、LINEスタンプ発売中です！
↓クリックすると購入ページにリンクします。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
2014/10/21に開催された、
ワタナベ・コウの和光大学での講演
「裁縫する女」のジェンダー・ポリティクス」の、
当日配布資料のpdfファイルです↓
「裁縫する女」のジェンダー・ポリティクス
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
●雑誌『hito（ヒト）』3号にインタビュー掲載

●文筆家の近代ナリコさんの『裁縫女子』（リトルモア）書評↓
http://bit.ly/fHvj35